ナにDH導入案で大谷“二刀流”価値上昇 29歳FAならいくら?

公開日: 更新日:

 ルール変更によって二刀流の存在価値はどう変わるか。

 大リーグ機構(MLB)と大リーグ選手会は現在、ベンチ入りの人数を現行の25人から26人とするなどのルール変更を検討している。試合時間短縮のため「20秒ルール」徹底の他、ア・リーグのみ実施されている「DH制」をナ・リーグにも導入する案などが挙がっているという。

 このDH制については、すでにマンフレッド・コミッショナー(C)が「2022年まで見直しは行わない。早くても22年以降になる」との見通しを明かしている。

 ナでもDH制が採用されれば、エンゼルス・大谷翔平(24)は大きな影響を受けることになる。ナ・リーグでも、昨季のエンゼルスのように、中6日で登板しながら、DHでの出場が可能になるからだ。

 順調なら、大谷がFA権を取得するのは23年のレギュラーシーズン終了後。マンフレッドCの構想通りなら、ナでもDH制が解禁された後になる。

 仮に大谷がFA市場に出れば、ナの球団も交えた争奪戦に発展するのは必至だ。二刀流の価値はますますつり上がる可能性が高い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…