中日・根尾昂が宿舎で見せた「優等生」とは違う“別の顔”
右ふくらはぎの肉離れで二軍調整中が続く中日の根尾昂(18)。「優等生」「真面目」というイメージが先行しているが、さる12日の守備練習では立石充男巡回野手コーチからの「(ファンから)拍手があったら終わり」という声に対し、スタンドに目をやり「拍手お願いします!」と懇願する“アドリブ”も見せた。
■「キャピキャピしている」
注目ルーキーとチーム宿舎で同部屋となったのは、4年目の小笠原慎之介(21)と6年目の阿知羅拓馬(26)の2人。入寮時に野球協約と野球規則の2冊を持参し、「見ないし今後も買う予定はありません」とテレビすら持ち込まなかった根尾だが、その素顔について阿知羅はこう話す。
「みんな大人とか真面目ですごいとか言うけど、普通の18歳ですよ。本ばっかり読んでいるわけじゃないし、テレビも見ている。本も座ってじゃなくベッドに寝転がりながら読んでますし。部屋の中ではキャピキャピしていて、良く言えば明るい、悪く言えば落ち着きがない(笑い)。いつも動いています。寝る前、3人で先輩の癖について真似しながら話したことがあったんですけど、根尾は『それ見たことあります!』って笑っていました」