「汗が出て目覚める」中日与田監督“初体験”ゆえの不安吐露
体がもつか。
31日、中日がキャンプ前日の全体ミーティングを行った。今季から指揮を執る与田剛新監督(53)は会議を終え、「喜びと緊張感がある」と心境を語った。
ミーティングは1時間15分にわたる長丁場。某スタッフによれば、「いつもは30~40分で終わる。監督が新しくなったから長くなったんだと思う」と、例年の倍以上となった。指揮官として初めて訓示を述べた与田監督は「(選手たちは)話が長えなという感じだったと思うけど、全員とは今日しか話ができないので、ちょっと我慢してもらった」と説明。一方で、これから待ち受ける数々の「初体験」に不安を隠せない。
「去年までは(楽天の)投手コーチだったのが、今年は監督なので、当然、全体を見ないといけない。毎日緊張しています。これは今年だけに限らず去年もそうでしたけど、去年からずっとシーズンのことを考えていて、1戦目(3月29日の開幕戦)の横浜戦はどうなんだろう、レギュラーはどうなるんだろう、1番は誰が打つんだろうと考えていると、汗が出てきて目が覚めて1時間、2時間起きていることもあるし、シミュレーションは、やればやるほど緊張感が出てくる」