パリ五輪落選も納得 フランスで野球ってイメージ湧くか?
東京五輪の次の開催地、パリで野球が追加競技から落選した。代わりにブレークダンスが入るそうだ。野球場を造るにゃカネかかるが、ブレークダンスは凱旋門の前でもできる。それよりフランスで野球とゆ~イメージが、あんた湧きまスカ?
パリっ子に言わせりゃ(以下仏語でな)「やきゅう? 知らねどビョン。もともと英仏海峡の向こうで、ボッキレで球ぶっ転がしたクリトッケ? オノノノ、クリケット。花の都ではやらなシャンソン。パリじゃ野球アリーナもねえし、困っタレブ~」とか言いやがるにちげえねえ。
第一な、パリっ子だかハリハリ漬けだか、ん~な連中だ。言葉だって津軽弁との違いが分からないぐれえだもん。
「網ん中に球入れりゃ点が入る球蹴りとかそういう単純なルーブルでねば理解まいねびょん。ほとんど立ってるだけのよ~にメぇルシ~僕、ブルゴ~ニュ棒っきれ振り回セシボンほとんど前に飛ばねだビョン。男も女も見ないでアルルの女」
昔々、プロ野球でタイトル取ったご褒美にヨーロッパ旅行に連れてってもらった長嶋、王、野村、稲尾がエッフェル塔の前で撮った記念写真を見た覚えがある。みんな着慣れねえコートにソフト帽かぶってな、どう見ても旗持ったおねいさんに先導されて、「え、みなさま、え正面奥に、い、そびえ立ちますのが、あ、かの有名な、えっふぇる塔で、え、ございます」なんつうとるのを、「東京タワーのほうが高えんでねべか?」と居心地悪そうな農協のおっさんに見えた。