もう体はムキムキ 日ハム輝星が挑む“出力増155km”計画

公開日: 更新日:

「フォームが万全でなく、気温が上がってない状態で絶好調とはいかない中でも、ボールに力が伝わるようになってきたと思う」

 28日にブルペン投球をした吉田輝星(金足農)は、キャンプ中に体重が2キロ増えて83キロに。シーズン終了時に「87キロくらいにしたい」と肉体強化にいそしんでいる。

 高校時代は主に走り込みで体を鍛えてきた。プロでは毎日、ウエートメニューをこなす。もともと大きかった尻回りや下半身だけでなく、体全体がマッスル化してきた。

 とはいえ、単に筋肉マンになりたいわけではない。吉田が言う。

「もともと上体はフォームの中では使わない。足が出て、たまたま上体がついてくるという形。足の動きがしっかりできれば、リリースポイントは安定してくる。フォームに支障が出るような筋肉のつけ方はしたくないし、筋量が増えるとストレッチをしないと硬くなるので、それらを気をつけながら、パワーアップできればと思う」

 吉田の最速は152キロ。ゆくゆくは155キロを目指したい。あくまでスピードや威力が増すことに主眼を置いているのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ