貧打に投壊…虎ファンが早くも危惧する「2年連続最下位」

公開日: 更新日:

 と語る麻生氏が続ける。

「矢野監督は昨年、二軍を優勝に導く実績をつくった。捕手出身で知的な指導者という印象があります。金本前監督は『超変革』をキャッチフレーズにしたものの、結局ベテランの糸井さんや福留さん頼みから脱却できなかった。矢野監督にはそうなってもらっては困ります。3月29日の開幕戦(対ヤクルト=京セラ)では、ちょっと違うなという采配が見られることを祈っています」

 そして、宮本氏も言う。

「オープン戦で6連敗したときは、去年と同じくズルズルと行きかねない、と不安を感じました。なにしろ昨年は最下位でしたからね。負けグセがついてしまうのが一番怖い。矢野監督に期待はしても、阪神ファンは自分も含めて気が短い(苦笑い)。開幕当初から5位、6位に低迷するようなら、『監督を代えろ!』なんて声が出かねません。何とかスタートダッシュを決めてほしい。03年に星野監督が優勝した時は、関西全体が大いに盛り上がった。阪神の成績は関西の景気を左右します。矢野阪神にはぜひとも頑張ってほしいですね」

 期待はしても、不安が募る。それが阪神ファンの偽らざる心境のようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動