貧打に投壊…虎ファンが早くも危惧する「2年連続最下位」
■藤浪の深刻な不調
しかし、麻生氏は次のように嘆く。
「情けないのは藤浪晋太郎君ですよ。制球難は改善されず、相変わらず四死球を連発している。何年も同じことの繰り返しで、どうしちゃったの!?と思いますね」
そりゃ、そう言いたくもなる。
藤浪は12日の中日戦に先発、4回無安打1失点ながら、4四死球2暴投と大荒れだった。オープン戦で全く成長の跡が見られず、矢野監督やコーチとの話し合いを経て、二軍落ちが決定した。
金本監督時代は161球の懲罰投球を科されるなど、「ソリが合わない」ともっぱらだった。新たに矢野監督が就任したが、復活の契機になるどころか、ますます尻すぼみになっている。ファンは新監督のハンドリングにも、疑問符をつけ始めているようなのだ。
「エースのメッセンジャーさんは、5年連続で開幕投手を務めますけど、昨季終盤は7試合連続で白星がつかないまま、シーズンを終えました。全盛期の力がないのは不安です。西君をFAで取ったのが唯一の救いですが……」