香川復帰で化学反応は? 森保J「13選手」入れ替えの狙い
今月22日のコロンビア戦(横浜)、26日のボリビア戦(神戸)に向けた日本代表メンバー23人が発表された(14日)。1月のアジア杯から13選手が入れ替わり、トルコMF香川、仏DF昌子、独MF宇佐美、神戸MF山口といった昨夏ロシアW杯組が復帰。独FW大迫やトルコDF長友、英DF吉田らがケガなどでメンバー外。ベルギーFW鎌田、札幌FW鈴木ら4選手が初招集となった。
今回の代表メンバーが大幅入れ替えになったのは、6月に参戦する南米選手権が「日本は招待国なので欧州所属選手を強制的に招集することができない」から。所属クラブから派遣拒否続出が予想されるので<代表の裾野を広げておきたかった>という指揮官の意図が透けて見える。
元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。
「まずはMF香川の復帰が興味深い。トルコ移籍で結果を出し、招集自体は大きなサプライズではない。森保ジャパンの懸案事項に<1トップのFW大迫に続く選手がいない>がある。森保監督はストライカーを前線に置かない<ゼロ・トップの布陣>も構想に入れているのでしょう。トップ気味にオーストリアMF南野が、左MFにカタールMF中島、右MFにオランダ堂安と森保ジャパンでブレークしMF陣に加えてトップ下のMF香川が、彼らとどんなコンビネーションを見せ、どんな化学反応を起こしてくれるか、非常に興味深いものがあります」
代表2連戦、注目だ。