“香川+三銃士”でも敗北 森保Jが露呈した「好機のチーム」

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 FIFA世界ランキング12位のコロンビア―同27位の日本代表戦は、スポーツ紙風に言うと「三銃士とMF香川との競演なるか?」が注目された。

 昨夏のロシアW杯16強の原動力となった香川だが、ドルトムントでは冷や飯暮らし。それでも移籍先のトルコで結果を出したことで森保ジャパンに初招集となった。もっともコロンビア戦はベンチスタート。売り出し中のMF中島、MF南野、MF堂安の「三銃士」がスタメンに名を連ねた。

「コロンビア戦で<日本の攻撃のスイッチを入れるのは中島>ということが浮き彫りになった」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏だ。

「中島がドリブル突破を始めると南野、堂安以外にもボランチMF柴崎や右SB室屋も猛然と動き出し、全体のコンビネーションも良かった。今さらながらに準優勝に終わった1月のアジアカップは中島の不在が大いに悔やまれます」(六川氏)

 後半20分。スタンドがざわめく中、先発1トップのFW鈴木に代わって香川が投入された。これでCFタイプがいなくなり、得点力のある南野が前線に入って香川がトップ下という通称「0トップ」の布陣となった。

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