トルコ1部へ移籍報道 レスターFW岡崎に“ベルギー推し”の声
トルコの現地マスコミが、英プレミアリーグのレスター所属の元日本代表FW岡崎慎司(32)を「フェネルバフチェが獲得の意思を持っている」と報じた。
フェネルバフチェといえば、トルコの中核都市イスタンブールを本拠にしている人気チーム。現代表DF長友佑都(32)がガラタサライで、元代表MF香川真司(29)がベシクタシュでプレーしており、岡崎のトルコ移籍が決まれば「イスタンブールの名門3チームすべてに日本人選手が加入することになり、日本などアジアへの市場拡大に弾みがつく」と報じた地元メディアもあった。
「岡崎は日本代表への思いが誰よりも強い。英プレミアからトルコ行きが明らかな都落ちだとしても、出場機会を求めてトルコに行くことはためらわないだろう」とはマスコミ関係者。だが「代表復帰のためにはトルコではなく、ベルギーに行くべき」とこう続ける。
「2017年に日本の大手IT系企業のDMMグループが、ベルギー1部シントトロイデンの経営権を獲得。日本代表の主軸に成長しつつあるDF冨安とMF遠藤がプレーしている。さらにFW鎌田、FW木下といった次代の代表候補といわれる若手も活躍中。日本代表の森保監督もシントトロイデンには大きな関心を寄せており、まずは“日本のチーム”のように馴染みやすいシントトロイデンで試合勘を養い、全盛期のパフォーマンスを取り戻すのが、代表復帰のためにはベターでしょう」
岡崎の決断はいかに……。