雄星も救援陣に足引っ張られ…マリナーズに急失速の危機
3試合連続で味方に白星を消された菊池は「勝ち星はいつか付いてくる」と割り切っているが投打の歯車がかみ合わなければ、新人左腕は孤立無援の状態になりかねない。
「マリナーズの快進撃が持続するとは考えにくい。機動力のある打線はともかく、現状の中継ぎ陣では心もとない。右肩の違和感で離脱している守護神ストリックランドは、昨季はジャイアンツで主力の不調からクローザーを務め、14セーブを挙げたものの、そもそもの力量はセットアッパーの2番手クラスです。復帰しても、安定した働きは計算しにくい。所属先が決まっていない最多セーブ4度のキンブレル(レッドソックスからFA)を獲得するなど、リリーフ陣を大幅にテコ入れしない限り、菊池は勝ち星に恵まれない可能性もあります」(スポーツライター・友成那智氏)
菊池は今後もリリーフ陣に白星を持っていかれそうな雲行きだ。