32位松山英樹 好機ことごとく外しマスターズ5年でワースト
【マスターズ】最終日
2015年から連続出場の松山英樹は、通算3アンダー32位に終わり、この5年で最も成績が悪かった。
ライン読みがズレているのか、そもそも打ち方が悪いのか、バック9のパッティングは特にひどかった。10番は3.5メートルのパーパットがカップに蹴られ、12番は4メートルのバーディーパットがカップ左を通過。13番は第2打をグリーン手前のクリークに落とし、そこからピン3メートルに寄せるも、このバーディーチャンスを逃す。14番も4メートルのバーディーパットがカップに嫌われ、15番は7メートルのイーグルチャンスから3パット。
最終18番はこの日を象徴するような内容だった。第1打は左バンカーにつかまり、第2打はアゴに当ててグリーンに届かない。第3打はピン右3.5メートルに寄せたが、このパーパットをカップ左に外した。“パット・イズ・マネー”の名言もあり、チャンスをことごとく外しているようではメジャー優勝など夢のまた夢だ。
「なかなか思うようなプレーができなかった。しっかり状態をあげてメジャーに臨まないといけない。1月からいい状態をキープしていたが、練習日ぐらいからおかしくなった。ズレているものを修正したい」(松山)