ヤ軍田中が1カ月ぶり4勝目 メッツ相手に昨季の憂さ晴らす
ヤンキース・田中将大(30)が11日(日本時間12日)、インターリーグのメッツ戦(ヤンキースタジアム)に登板。6回3分の2を7安打5失点(自責点4)、7奪三振で4勝目(5敗)を挙げた。
登板予定だった前日の試合を雨で流し、仕切り直しとなったダブルヘッダー初戦。この日は味方のまずい守備に足を引っ張られた。三回、遊撃グレゴリウスの失策をきっかけにピンチを招くと、マクニールの3ランなどで一気に4失点。六回には、捕手サンチェスの失策も絡んで1点を追加されたが、守備でのミスを取り返すかのように打線は15安打で12得点。田中に1カ月ぶりの白星が付いた。
同じニューヨークを本拠地とするメッツとのサブウエーシリーズには、昨年6月8日(敵地シティフィールド)に登板。六回に犠飛で同点のホームを踏んだ際、両太ももを痛めて降板。メジャー初得点を記録しながら、負傷者リスト(IL)入りした苦い過去がある。
同じメッツ相手に快投とはいかなかったが、昨季の憂さを晴らした。
▼田中の話
「1イニングにまとめて失点するケースが続いているので、何とかしていかないといけない」