マー君も攻略…ブルージェイズ注目の“殿堂入り2世”とは?
ヤンキース・田中将大(30)が4日(日本時間5日)、4勝目(4敗)をかけてブルージェイズ戦に登板。2点リードの五回に一挙4点を失い、六回4失点で5敗目(3勝)を喫した。
相手のブルージェイズは今季、若手主体のチーム編成で臨み、将来を嘱望される選手が続々とデビューしている。
中でも注目を集めているのが、ウラジミール・ゲレーロJr三塁手(20)、キャバン・ビジオ二塁手(24)の2人。ともに米野球殿堂入りを果たした父親を持つ2世選手で、今季、揃ってメジャーリーガーとしての第一歩をしるした。
4月26日のアスレチックス戦に初出場したゲレーロJrは、通算449本塁打の父親譲りのパワフルなスイングが持ち味。ここまで31試合に出場し、117打数29安打の打率2割4分8厘、6本塁打、12打点で、4割5分3厘の長打率をマーク(記録は3日終了時)。打球の初速は今季、ヤンキースのスタントン(194キロ)に次ぐ、メジャー2位の191キロを記録した。長距離砲のDNAをしっかりと受け継いだ。この日の第3打席でも田中からヒットを放ち、1打点をあげた。