50打点でセ1位 ヤクルト村上の“大物キャラ”は高校時代から
「いえ、昔からフライを打つことは意識はしていないですね。(打球を)上げるんじゃなく、レフト方向に強い打球を打つことを意識してきた。それは高校時代のときから変わっていません。そうしたほうがいいんじゃないかなと思って自分で考えながらやっていました」
得点力が高い一方、失策数はリーグワースト・タイ(11)と課題もある。高1のときに出場した甲子園でも、一塁守備でエラーを2つ犯して初戦敗退。そのとき、坂井監督は村上に「臥薪嘗胆」という言葉を贈り、村上はいまそれを自身の座右の銘としている。
決して恩師を軽んじているわけではないが、素直な気持ちが言葉に出る。青木や雄平など、先輩からもかわいがられる19歳。借金13の最下位にあえぐチームの光になれるか。