50打点でセ1位 ヤクルト村上の“大物キャラ”は高校時代から
きょうも稼いだ。
打点王へ快走を続けるヤクルトの村上宗隆(19)。12日の楽天戦でも2ランを放ち、打点をリーグトップの「50」に伸ばした。もし19歳で打点王になれば、セ・リーグでは王貞治、長嶋茂雄の持つ22歳の最年少記録を大幅に塗り替えることになる。
17本塁打もリーグ3位タイ。高卒2年目以内での17本は1960年の王貞治(巨人)、2015年の森友哉(西武)に並ぶ記録となった。
「崩されることなく、しっかり自分のポイントで打つことができた」
本塁打についてこう振り返った村上はマイペースな「大物キャラ」で知られ、その性格に首脳陣がたびたび頭を抱えることもある。しかし、それは高校時代からだったようだ。
恩師である九州学院(熊本)の坂井監督は村上のパワーと打撃センスを見て、「ゴロを打つくらいなら高いフライを打て」と教え込んだという。それが長距離砲への礎になったというのだが、この話に水を向けると、意外な答えが返ってきた。