なでしこ完敗…強豪イングランドに“受け身の守備”がアダ

公開日: 更新日:

 フランスで開催中のサッカー女子W杯で世界ランク7位のなでしこジャパンは、グループリーグD組1位をかけて同ランク3位のイングランド女子代表と対戦(日本時間20日午前4時キックオフ)。0―2と世界ランク通りの実力差を見せつけられた。

 この試合は左MFに遠藤、右MFに小林とFW登録選手が先発。右MFが主戦場のMF中島が守備的MFに入った。FWを多く先発させる攻撃的布陣が機能しなかった。

 守備からボールを奪って攻撃に転じる際のリズムが悪く、優勝候補イングランドに終始、試合の流れを握られてしまった。結局〈勝てばD組1位〉の試合を落とし、決勝トーナメント1回戦でなでしこは、グループリーグE組同5位のカナダ、もしくは同8位のオランダと顔を合わせることになった。

 D組を1勝1分け1敗で通過したなでしこに勝ち上がる秘策はあるのか? 日本女子初代専任監督の鈴木良平氏が「スコアの上では完敗でしたが、大きなポテンシャルを秘めていることに変わりはない。イングランド戦の敗戦を必要以上に悲観することなく、決勝トーナメント以降は、よりアグレッシブに戦ってほしい」と前置きしながらこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動