阪神にお家騒動勃発!藤浪“見切り発車”の裏にエースの造反
予定外の登板だったという。
昨1日、阪神の藤浪晋太郎(25)が中日戦で今季初の一軍マウンドに上がり、4回3分の1、4安打、6四球、2死球、1失点でマウンドを降りた。2つの死球はいずれも木下に対してのもの。直球とスライダーがスッポ抜けた。“重症”の制球難は相変わらずだった。
■このまま退団が濃厚に
そんな藤浪の一軍復帰登板の裏で、阪神に内紛が勃発していることが判明した。さる阪神OBが声を潜めてこう言う。
「藤浪はもうしばらく二軍で調整するはずだった。ところが、誤算が生じた。先月末、右肩治療のため米国へ一時帰国したメッセンジャー(37)が、今季限りで退団することが濃厚だというのです。5年連続で開幕投手を務めたエース離脱の緊急事態に加え、先発投手陣のコマ不足が重なり、矢野監督は藤浪の一軍昇格を前倒しせざるを得なくなったのです」
メッセ退団となれば、チームにとっては一大事だ。メッセは2010年に入団し、通算10年で計98勝をマーク(助っ人選手では歴代5位)。最多勝1回、最多奪三振2回を獲得した大功労者だ。