阪神にお家騒動勃発!藤浪“見切り発車”の裏にエースの造反
今季は13試合に登板して3勝7敗、防御率4・69と精彩を欠き、7月10日の巨人戦で2回4失点でKO。二軍落ちして間もない先月27日、肩の治療とリハビリを理由に米国へ帰国した。
前出のOBが続ける。
「メッセは二軍落ちが決まるや、肩や足が痛い、全身に倦怠感があると言い出した。検査のために米国へ帰国したいと何度も訴えたそうです。同時に『なぜ俺が二軍に行かなければならないんだ』と、不平不満を漏らしていた。最後は球団と揉める形で帰国したため、このまま日本に戻ってくることはない、とみる関係者は少なくない」
■腫れ物扱いで
これまでもメッセは、不調に陥るとイライラを募らせることがあった。開幕当初から結果が出ていなかった15年の4月には、ベンチから出たバントのサインを無視して三振する「造反」もある。その後、二軍落ちしても、「俺のプライドが許さない」と怒りが収まらなかった。
藤浪との待遇の差にも不満を募らせていたという。
「藤浪は二軍調整中、フロントや首脳陣の方針により、自ら登板日を決められる権限を与えられていた。この特別待遇を白い目で見ていた選手はメッセだけではないが、特にメッセは藤浪以上の実績を残し、エースとしてチームを牽引してきた自負がある。おもしろくなかったのは当然でしょう」(放送関係者)