全英女子OP初日2位発進 渋野日向子に海外挑戦のススメ
【全英女子オープン】初日
試合前、「やりやすいコースで緊張していない。いつものように笑顔でプレーします」と語った渋野日向子(20)が、初の海外メジャー参戦で首位と1打差の6アンダー・2位タイに躍り出た。
4番でボギーが先行したが、8番バーディーでイーブンパーに戻すと、インは10番からの3連続を含む6バーディーを奪い、66でホールアウト。
「(初日成績は)正直ビックリしている。前半はパットが合わず、後半長いのが入ってくれた。今日はうれしいけど、気持ちを切り替えて2日目も自分のプレーをする」(渋野)
今週は国内で「大東建託レディス」(山梨)が開催されており、優勝賞金は2160万円。一方、メジャーの全英女子は同じ4日間でも昨年より約40%増の約7300万円と、大会規模の違いがよくわかる。もちろん出場メンバーは、世界のトップクラスが勢ぞろいしている。
さらに来年の東京五輪出場資格に直結するロレックスランクの配分ポイントもメジャー優勝100ポイントに対して、国内優勝は5分の1程度でしかない。世界で勝つことは、日本で勝つよりも何倍も高く評価されている。