“単独3位狙い”C・キムにVさらわれ…日本人プロの深刻劣化
4オーバー5位タイまでの9選手中、日本選手は堀川と比嘉一貴(24)の2人しかいなかった。
「日本人プロはこんなに下手だったのか」と評論家・菅野徳雄氏もあきれる。
「クラブもボールも格段に進化しているのに、ティーショットを狭いフェアウエーに打てるプロが少なすぎる。ゴルフはターゲットゲームであり、昔のプロは皆、針の穴を通すような厳しい練習をしてきた。そういうことを全く考えずボールを飛ばしているだけで、技術を磨く練習不足がよくわかる。ゴルフギアは進化したが、選手の技術は劣化しているとしか思えない」
会場は6900ヤードを切る総距離が短いコースだ。ラフが短い通常大会のようにドライバーを振り回して、落とし穴につかまるプロが続出した。ゴルフはマネジメントの勝負だが、日本人プロはどうやら考える力も足りないようだ。