著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

メジャーリーグの恒例行事「シャンパンファイト」の雑学

公開日: 更新日:

【必需品】    

 スキー用のゴーグル。シャンパンが目に入ると炎症が起きて角膜上皮剥離を引き起こすことがある。そのため目の周囲を広く覆うことができるスキー用のゴーグルは必需品になった。

 ゴーグルが初めて使われたのは2003年のことで、第1号となったのは当時レッドソックスに在籍していたオーランド・カブレラだった。ただゴーグルの普及は、いいことずくめではない。それまでは、どの選手も周囲の選手の目に入らないよう、節度を持ってやっていたが、ゴーグルの普及後は、狂乱のシャンパンスプレーが当たり前になってしまった。

【シャンパンの銘柄】 

 プレーオフ進出決定時や地区シリーズ勝利の段階で使われるのは市販価格10ドル台の中級品だ。アスレチックスやヤンキースはカリフォルニア・ナパ産の「ドメーヌ・シャンドン」(19ドル)を使用。ナショナルズも同じナパ産の「コーベル」(11ドル)だ。ヤンキースはイタリア産の「ボッテガ」(17ドル)を使った年もあった。

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