メジャーリーグの恒例行事「シャンパンファイト」の雑学
【必需品】
スキー用のゴーグル。シャンパンが目に入ると炎症が起きて角膜上皮剥離を引き起こすことがある。そのため目の周囲を広く覆うことができるスキー用のゴーグルは必需品になった。
ゴーグルが初めて使われたのは2003年のことで、第1号となったのは当時レッドソックスに在籍していたオーランド・カブレラだった。ただゴーグルの普及は、いいことずくめではない。それまでは、どの選手も周囲の選手の目に入らないよう、節度を持ってやっていたが、ゴーグルの普及後は、狂乱のシャンパンスプレーが当たり前になってしまった。
【シャンパンの銘柄】
プレーオフ進出決定時や地区シリーズ勝利の段階で使われるのは市販価格10ドル台の中級品だ。アスレチックスやヤンキースはカリフォルニア・ナパ産の「ドメーヌ・シャンドン」(19ドル)を使用。ナショナルズも同じナパ産の「コーベル」(11ドル)だ。ヤンキースはイタリア産の「ボッテガ」(17ドル)を使った年もあった。