あるぞ日本選手最高 セMVP巨人坂本「年俸7億円」に現実味
今季のタイトル獲得者らを表彰する「NPB AWARDS」が26日、都内で開かれ、巨人の坂本勇人内野手(30)がセ・リーグ最優秀選手に選ばれた。
13年目の今季は開幕から36試合連続試合出塁でリーグ新記録を樹立。主将としてチームを引っ張り、全試合に出場。打率・312、94打点、キャリアハイとなる40本塁打をマークした。負担の大きい遊撃手としてベストナインにも選ばれ、5年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
気になるのは来季の年俸である。・345の高打率をマークした昨季の契約更改では、1億5000万円アップの5億円。再び1億5000万円増なら6億5000万円となり、今季の菅野の日本球界日本人歴代最高年俸に並ぶ。攻防ラインはこの辺りか。
とあるチーム関係者がこう言う。
「球団がこの前、山口俊にポスティング移籍を認めたでしょう。FA入団の際のサイドレターだったとはいえ、1回認めたからには、メジャー志向があるエース菅野を筆頭に、今後は中堅クラスでさえ直訴してくる選手がいないとも限らない。球団には勇人を『残留』のモデルケースにしたい思惑がある。だから6・5億円どころじゃない。2億円アップで球界最高額の年俸7億円も十分あり得るということです」