青森山田に優勝の可能性 埼玉・昌平との“因縁の対決”制す
高校サッカー選手権は5日にベスト4が出揃った。準々決勝4試合の中で優勝候補の青森山田と激戦区・埼玉を制した昌平との一戦が<指揮官同士の因縁>もあって大きな注目を集めた。
「昌平を率いる藤島監督(39)は習志野―順大から青森山田中・高の監督やコーチを務め、青森山田の指揮官として輝かしい戦績を誇る黒田監督(49)のもとで働いていた。しかし10年ほど前にたもとを分かち、今では藤島監督が青森のジュニアユースの有望選手を引き抜き、目を付けていた黒田監督が不快感を催すなど関係性がギクシャクしているともっぱらです」(高校サッカー関係者)
試合は前半に青森山田が3点ゲット。
後半に昌平が2ゴールを決めて追い立てたが、J1浦和入り内定のMF武田らタレント揃いの青森山田が逃げ切った。
攻守ともにハイレベルの青森山田が、優勝候補の最右翼と言っていいだろう。
準決勝2試合は11日に埼玉スタジアムで行われる。