巨人・阿部二軍監督は夜もグラス片手に宿舎の自室で指導

公開日: 更新日:

「去年の秋季練習で阿部さんに聞こうと思って聞けなかったことがあるんです。分からんことは聞きたいタイプ。秋には(村田)修一さん(コーチ)にも聞きに行って『おまえにはいろいろ言わんけど、分からんことがあったらいつでも来い』と言ってくれた。だから、ミーティングで阿部さんが言わなくても、監督の部屋に行っていましたよ。もう10年目。後がありませんから」

 吉川大が続ける。

「僕が聞いたのは、打席での心構え、勝負強さとはなにか、配球の話とかですね。単純になにが足りないか。僕はどうしたらいいですか? とも聞きました。阿部さんは捕手。捕手目線での待ち方を教えてくれました。『投手ではなくて捕手との勝負。オレは打てるところを待っていた』と。めちゃめちゃ細かくてタメになりました。ノートを持っていって逐一メモを取りました。ボクもいける方なので焼酎を飲みながらです。2時間くらいですかね。行動を起こさないと後悔すると思ったので。『分かんないことがあったら一緒に考えるから』って言ってくれました」

 それは育成のイスラエル・モタ(24)もそうだ。二軍のチーム関係者が明かす。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード