巨人・阿部二軍監督は夜もグラス片手に宿舎の自室で指導

公開日: 更新日:

 阿部慎之助二軍監督(40)がめまぐるしく動いている。

 18日はフリー打撃に登板。30分以上投げ込んだ後は、外野ノックを行った。1日にキャンプインして以来、グラウンド内を縦横無尽。青年監督らしく、じっと練習を見ていることがあまりないのだ。

 特守ではノッカーとして若手を右へ左へ走らせる。ティー打撃では選手に両足を広げさせ、自ら連続でトスを上げる。バットを振り切った状態で止めた上で、重心を5センチ下げさせる。二軍の練習場は若手の悲鳴が響き渡っている。

 鬼軍曹ぶりはグラウンド外にも及ぶ。

 1月31日。キャンプイン前夜のミーティングで、阿部二軍監督はナインにこう宣言したという。

「いつでも部屋のドアを開けておくから、訪ねて来い」

 そうは言ってもファームの若手が阿部二軍監督の部屋のドアをノックするのはハードルが高い。そんな中、勇気のある選手が現れた。

「4日の紅白戦が終わって第2クールが始まった6日か7日の夕食後に行きました」と言う10年目の吉川大幾(27)がこう告白する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード