右翼へ今春1号 日ハム中田が取り組んだフォーム改造の成果

公開日: 更新日:

 19日、広島との練習試合で本塁打を放ったのが日本ハム中田翔(30)だ。

 1点を追う四回無死一塁。広島・矢崎の145キロの速球を右翼スタンドに運ぶ逆転2ラン。本人は「風のおかげ」とサラリと話したが、今季、取り組んでいるフォーム改造の成果でもあるようだ。

 昨季は最初から右肘を上げ、脇をあけて構えていた。そうやってボールを上からたたくことを意識したらしいが、結果として上体に頼った打ち方になった。ケガもあって124試合の出場にとどまり、打率・242、24本塁打、80打点に終わった。その打撃フォームを元に戻し、さっそく本塁打を放った。しかも、逆方向への一発。幸先のよいスタートを切ったのは間違いない。

 もっとも、ここ数年の中田は一度調子を崩すと気持ちまで後ろ向きになり、そのままズルズルいく傾向がある。結果が出ないときに、どれだけ踏ん張れるかが課題になりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ