東京五輪に関心薄く 米トッププロ相次ぎキャンセルの動き

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルス騒動で東京五輪は本当に開催されるのか――が、にわかに問題になってきたが、それ以前にゴルフ競技に世界のトッププロが出場するか、も怪しい雰囲気だ。米国は男子世界ランキング(WR)15位内に10選手もいて、五輪出場の上位4枠争いが激しいのだが、いまひとつ盛り上がりに欠ける。

 4年前のリオ五輪では、ジカ熱を理由に欠場したダスティン・ジョンソンの談話が注目を集める。

「米国を代表して五輪で戦うのは、間違いなく名誉なことだろう。しかし、あまりに多くの試合があり、スケジュールが合うかどうかが問題で、(東京五輪にも)出るかどうか検討している」

 ジョンソンは現在WR5位につけており、米代表3番手の有資格者だ。だが「是が非でも出たい」ではなく、「検討している」という後ろ向きのコメントに米メディアは欠場するのではないか、とみているのだ。

 また、同2位で米代表1番手のブルックス・ケプカも、「自分にとっては4大メジャーとフェデックスカップの方が、(五輪より)重要。時差のある国の大会に毎週行ったり来たりして大変なんだよ」と消極的だ。代表6番手(WR9位)と今のところ圏外のタイガー・ウッズは、「資格があれば出場したい」と表明しているが、本気かどうか疑わしい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース