スペインのクラシコ レアル19歳エースの活躍でバルサ撃破
118年前に始まった<244回目>のクラシコ。欧州を代表する名門クラブのレアル・マドリードとバルセロナとの直接対決は、日本時間2日午前5時にキックオフされた。通算成績はバルサの96勝52分け95敗。試合を通してバルサを圧倒して勝利を手繰り寄せ、通算成績をイーブンとした。
■立役者は19歳のニュー・ネイマール
立役者はブラジル代表FWのヴィニシウスだ。19歳233日の若さでクラシコのピッチに立ったヴィニシウスは後半26分、僚友MFクロースのパスに好反応してゴール左の至近距離から右足シュート。ボールはスライディングしてきたバルサDFピケの足に当たり、少しだけ弾道を変えながらニアサイドをブチ抜いて先制点が決まった。
16歳でブラジルの強豪フラメンゴとプロ契約を交わし、17歳になる前にレアルが移籍合意に達したと発表。移籍金55億円は、ブラジル国内ではネイマールに次いで歴代2位。<ニュー・ネイマール>の異名がだてじゃないことを大舞台クラシコで証明してみせた。