ロナウジーニョ偽造旅券で摘発…稀代のスターのなれの果て
誰が何といっても、サッカー界稀代のスーパースターである。元ブラジル代表の司令塔ロナウジーニョ(39)。
変幻自在のドリブルを武器にブラジル代表として2002年日韓W杯優勝の原動力となり、名門FCバルセロナ時代には欧州CLとスペインリーグ優勝の立役者となった。2004年、05年にはFIFA最優秀選手に輝いている。
もっともピッチの外では、プレー以上に破天荒なパフォーマンスばかり。現役時代に何百億円ものギャラを稼いでおきながら、ケタ外れの浪費癖と「だまされやすい性格でうさんくさいもうけ話に乗っては取り巻きに大金を巻き上げられたり、親せきや縁者ら一族郎党に寄生されてケツの毛までむしり取られた」(サッカー関係者)ことでスッカラカンとなり、ブラジルの地元メディアに「預金額は640円」と書き立てられたこともある。
そして5日に発覚したのが、ロナウジーニョが偽造パスポートを所持してパラグアイに入国。警察当局に身柄を拘束されたという事件である。
報道によると――。