久保建英レアル復帰に現実味 コロナ蔓延で“台所事情”逼迫
新型コロナウイルス禍で欧州各国のサッカーリーグは中断を余儀なくされ、昨年8月開幕―今年5月閉幕の2020~21年シーズンは、このまま<終了>となる公算が大きい。もちろん試合がない分、どのクラブも入場料収入減の影響をモロに受けて台所事情は逼迫している。
■ビッグネーム解雇
そうなるとシーズンオフの課題は、大物選手を引き入れて戦力補強に走るのではなく、ベテランのビッグネームを解雇して<人件費の安い若手にシフト>することが予想される。そこでスペインで話題になっているのが「レアル・マドリードから中堅のマジョルカにレンタル移籍している日本代表の18歳MF久保建英のトップチーム登録が現実的になってきた」とあるサッカー関係者が続ける。
「世界トップ5の金満クラブのレアルは、今オフにフランス代表FWエムバペ(パリSG)を移籍金300億円で引き抜こうと考えていたが、新型コロナの蔓延で大金を動かしている場合ではなくなった。それどころかコロンビア代表MFロドリゲス(28)、ウェールズ代表FWベイル(30)、スペイン代表MFバスケス(28)を放出して人件費を大幅に削減する方向で、彼らの代わりに支配下の若手をトップ登録することにしたようです」