学生アスリートに試練 メダル候補も合宿先でリモート授業

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 コロナ禍による非常事態で大学生アスリートが四苦八苦しているという。

 来年の東京五輪代表に内定している学生選手が、練習場所の確保もままならないうえに、大学の業リモート授業に苦戦しているというのだ。

 現時点で五輪出場権を手にしている主な大学生は、男子レスリングフリースタイル65キロ級の乙黒拓斗(21=山梨学院大学4年)、女子トランポリンの森ひかる(20=金沢学院大学3年)の2人だ。

 乙黒(2018年ブダペスト)、森(19年東京)とも世界選手権を制し、来年の五輪で表彰台を期待される選手であっても、一般の学生とともにパソコン、タブレットを使用したオンライン授業を受けたり、リポートや課題の提出に追われる日々を過ごしている。

 非常事態宣言の解除を受け、各競技団体とも東京五輪に向けて動き始めている。レスリング協会では男女3スタイルとも7月に強化合宿を行う方針を明らかにし、ナショナルトレーニングセンター(東京・北区)での練習再開が認められ次第、多くの団体も続くと見られている。

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