FC東京監督も苦言…Jリーグのコロナ対応に翻弄される現場
Jリーグが、新型コロナウイルスに翻弄されてドタバタしている。
7月31日にJリーグは4回目の公式PCR検査を実施。2日、J2の大宮―福岡戦のキックオフ1時間30分前の午後5時30分に大宮が公式ツイッターで「福岡の選手に新型コロナの陽性反応者が出たので中止する」と発表。すぐに削除された後、改めて投稿されたツイートには、福岡の選手の検査結果には触れられておらず、「詳細はJリーグとあわせてお知らせします」と書かれていた。
約15分後、Jリーグが公式サイトに「陽性の可能性が非常に高いという結果が出た」と書き込んで中止となった。
同日午後5時からはJ2の町田がリモート会見を実施。1日に<19歳以下(U―19)日本代表の合宿参加予定者に新型コロナ陽性者が出たので1~5日の合宿が中止>となったが、該当者が町田所属FW晴山だったことを明らかにした。
ちなみに町田は2日に京都のホームで対戦(午後6時30分開始)。Jリーグ公式PCR検査の結果は「晴山選手以外は陰性」(J2町田)だった上、京都戦の遠征メンバーに「保健所から『晴山選手の濃厚接触者はいない』という判断が下った」(同)からだ(試合は京都が1―0で町田を下した)。