渋野日向子は初日イーブン発進 パッティングに一抹の不安
【全米女子プロゴルフ選手権】第1日
7月12日の出国から始まった海外遠征も、6戦目の今大会を最後に帰国する渋野日向子(21)。
試合前、「先週の(ポアナ芝の)グリーンより癖がないので、距離感が合えばうまくいくと思う」と語ったが、パターは入ったり、入らなかったりの波が大きかった。
前半は2番で13メートルのロングパットを強めのタッチで放り込みバーディーが先行。5番ボギーの直後に6番バーディー。8番ボギー、9番バーディーとアウトでは2度のバウンスバックに成功して1アンダーで折り返した。
この時点ではトップ10に入っていた。
■12番4パットダブルボギー
痛かったのは12番パー4のダブルボギーだ。ピン左奥18メートルに2オン。うねる傾斜を読み切り、バーディーパットは1・5メートルオーバー。しかし、返しの短いパットがカップにけられ、ボギーパットも決まらず痛恨の4パット。続く13番の第1打はフェアウエーをとらえるもディボット跡に入る不運もあり、第2打はグリーンオーバー。アプローチに失敗してボギー。