伊東、久保、鎌田が奮闘も…真っ向勝負仕掛ける采配に疑問

オランダ遠征でトレーニングに励むＭＦ堂安（提供）ＪＦＡ

　当時のローゲンザック監督がＳ級ライセンスを持っておらず、ルール上はＳ級保持者がヘッドコーチを務めないと彼は監督としての仕事ができない。トップのコーチとユースの監督を兼任し、多忙な日々を送ったことが思い出される。

　仮に堂安が「自分はそれなりの実績を積み重ねたサッカー選手」という気持ちを持っているのならば、今すぐ捨て去ってビーレフェルトで真摯にサッカーに向き合い、一層の努力を傾けてもらいたい。森保日本代表体制となり、堂安は右サイドで光り輝いていた。あの躍動感あふれる才能に疑いはない。

　遠藤、鎌田が自らの努力で今の地位を得た。まずは堂安もビーレフェルトでチームメートから信頼される選手となり、ステップアップすると同時に日本代表での活躍も祈っている。