著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

背番号10候補の南野は4年半がかりで“日の丸の似合う男”に

公開日: 更新日:

南野拓実(リバプール FW・25歳)

 2019年9月に始まった2022年カタールW杯2次予選で三浦カズの記録を上回るW杯予選連続4ゴールを奪い、森保ジャパンの絶対的エースに上り詰めた南野。日本代表の「新背番号10候補の1人」と目され、オランダ遠征(9日のカメルーン戦、13日のコートジボワール戦)でのゴール量産が求められる。

「(19年10月の欧州CL)リバプール戦でゴールした時は、悔しい気持ちの方が大きかった。W杯で勝つには、ああいう舞台でプレーする選手が増える必要がある。自分も経験を積んで少しでも代表チームの力になりたいと思ってます」

 ちょうど1年前の代表合流時。当時オーストリア1部ザルツブルク所属の南野は、敵将クロップ監督を苦笑いさせた強烈ゴールに喜ぶどころか、悔しさを口にしていた。

 負けん気の強さは気性の荒さで知られる大阪・泉南生まれらしい。「小学生の頃は試合に負けるといつも悔し泣きしてました」と聞かされたことがある。

 リバプールでは順風満帆と言い切れないところがあるが、じっと耐えてチャンスをつかむことには慣れている。

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