高校球界の“巨人嫌い”有望株放出にスカウト部長解任で拍車

公開日: 更新日:

 巨人楽天に放出した高田は高卒4年目。2018年にイースタン・リーグで11勝を挙げ、最優秀防御率、最多勝などを獲得した。最速154キロで「松坂2世」とも称される有望株だった。

 楽天の石井GMも高田について「かなり有望。イースタンでは知っている中でトップレベル。これからローテーションに入ってくる逸材。今年大学4年生でドラフトにかかったとしたら1位、2位で消える逸材」と褒めちぎった。

 一方、巨人の大塚球団副代表は「高田は次期ローテーション投手。結構悩んだ。(原)監督も生かす道があるなら探した方がいいんじゃないかということだった」と明かした。

 侍ジャパン経験もある高梨を獲得した巨人が得をしたように見えるが、そうとも言い切れない。高校球界で「巨人離れ」が加速しそうだからだ。さる球界関係者がこう言うのだ。

「スカウトのひとりは、ある強豪校の監督から『育ててくれないなら、巨人さんは指名を遠慮して欲しい』と言われたことがあるそうです。最近でこそ、坂本以外にも岡本(6年目)や戸郷(2年目)といった高卒選手が台頭しているが、それでも他球団と比べれば、チャンスは少ない。FA補強など即戦力が重宝され、ただでさえ高卒選手に冷たい球団といわれていますから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議