エンゼルスは育成に舵…新GMが大谷の「二刀流」を見切る日
■ケガや結果が出なければ…
「これまでプホルスやレンドンらの大物を獲得しながら、今年までの11年間でプレーオフ進出は1回だけ。大金を投じても結果が出ないチームに対して、モレノ・オーナーもさすがに業を煮やしたのでしょう。トラウトに続く生え抜きの主力を育てて、ジーターやポサダ、ペティットが牽引したかつてのヤンキースのような骨太のチームをつくりたいのです。選手の能力の見極めもこれまで以上に厳しくなる。大谷は来季とりあえず二刀流でスタートしますが、右前腕を痛めた今季のようにケガをしたり、結果が出なかったりすれば、どちらかに専念することになるのではないか」
MLBの公式ホームページは、新GMが取り組むべき課題を特集。その中のひとつは大谷の起用法に関してで、「もし再び故障するようなことになれば、野手一本への転向を余儀なくされる可能性がある」と報じている。