菅野の移籍先候補にヤンキースとドジャースが挙がらない謎

公開日: 更新日:

「要するにエース級ならともかく、先発3番手とか4番手クラスの投手なら、他球団とマネーゲームをする必要がないという判断ですよ」と、さる放送関係者が引き取ってこう言う。

「ヤンキースにしてもドジャースにしても、チーム内に芽を出しかけている若手有望株が何人もいますからね。特に常勝球団ともいえるドジャースの編成責任者のフリードマンは補強に頼らず、ドラフトと若手育成に力を注いでいるからこそコンスタントに戦力を維持できると考えている。マイナー組織の充実、スタッフの刷新、スカウトの育成などにかなり力を注いでいます。なので自前の選手では埋めようのないポジションの選手や、飛び抜けた実力を持った選手ならともかく、それ以外の中途半端な選手を獲得することは、逆に若手の出番を奪って成長を止めることになると判断しているのです」

 米メディアから菅野の移籍先としてドジャースやヤンキースの名前が出てこないのは、それなりの理由があるというのだが。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード