元小結・白馬毅さんに10年前の“八百長”疑惑を改めて聞いた

公開日: 更新日:

 手にしているのは刃渡り25センチほどの解体用ナイフ。牛肉で言う、ヒレ、ハラミ、ロース、バラと手際良く切り分けていく。ジンギスカンや焼き肉屋と違うのは、スペアリブ・バックリブにあたる肋骨部分の肉をつけたままバラす点だ。

「これがモンゴル名物の『骨付き塩茹で肉』(3人前3800円=税抜き、以下同)になるんです。モンゴルでは骨付きのまんま両手に持って頬張るので、骨を切るのではなく手間はかかるのですが、肋骨と背中の関節にナイフを入れて一つ一つ外します。力でひねるのではなくコツがあるんですよ」

 ところで、18キロ前後のラム肉を6頭。そんなにお客さんは来るの?

「いやいや、残念ながら予約はほぼゼロです。これは在日モンゴル人からオーダーされた通販用。骨付きのラム・スペアリブなんて、そうそう売ってないですから。部位によって値段は違いますが、1キロ1100円ほどで販売中です」

 緊急事態宣言のため、営業時間は18時から20時まで。1年前の初場所時は予約が取れないほど賑わっていたが、今年は空席が目立つ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続