メジャー賞金をランキングに加えない狭量な日本女子ツアー
コロナ禍により6月から12月へと半年遅れの開催となった女子メジャー「全米女子オープン」では渋野日向子(22)が優勝争いの大活躍を見せた。悪天候で月曜日に順延となった最終日に渋野は単独首位スタート。昨年の「AIG全英女子オープン」に続くメジャー2勝目が期待されたが、真冬並みの寒さもあってショットが乱れ、惜しくも4位に終わった。
【写真】この記事の関連写真を見る(13枚)
今大会は世界中で予選会が中止されたこともあって、史上最多の日本人選手19人(鈴木愛は辞退)が出場し、うち半数の9人が予選突破を果たした。全米女子オープンをはじめ、海外ツアーは世界中の選手に門戸を開き、グローバル化が進んでいる。
全米女子オープンでも従来の世界ランク上位50位以内の出場権を75位にまで広げている。日本女子ツアーも含め、各国女子ツアーの優秀選手に出場チャンスを与える方針に切り替えているのだ。