香川真司ギリシャ移籍決定 厳しくなった代表復帰の可能性

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 ギリシャ1部PAOKが27日、元日本代表MF香川真司(31)を獲得したことを正式発表した。香川は2020年10月にスペイン2部サラゴサを戦力外となり、浪人生活を送っていた。ギリシャ第2の都市テッサロニキを本拠とするPAOK移籍が取りざたされ、26日に地元空港に降り立った香川は、クラブのエンブレム入りのマスクとタオルマフラーを着けて報道陣の前に現れた。

 クラブハウスに移動してメディカルチェックを受け、正式発表となったワケだが、ドイツのドルトムント、英プレミアのマンチェスターUなど名門クラブで実績を残してきた香川にとって、今回のギリシャ行きは都落ち感も甚だしい。

 欧州の各国リーグはイングランド、ドイツ、スペイン、イタリア、フランスが第1グループを形成。オランダ、ポルトガル、ベルギーの各リーグが続いてロシア、スコットランド、トルコ、オーストリアなどが第3グループといわれている。

 ギリシャ自体、FIFA世界ランクが53位(欧州内29位)に低迷(2020年12月発表)しており、ギリシャという選択は「外国人選手にとって現役引退にリーチ」というマイナスイメージが付きまとってしまう。

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