サウサンプトン移籍の南野 “歴史的大敗デビュー”免れた!
英プレミアのリバプールで出場機会を失った日本代表MF南野拓実(26)。冬の移籍期間最終日に中堅サウサンプトンに電撃移籍し、いきなり<持っている男>を証明した。
サウサンプトンは日本時間3日、首位争い中のマンチェスター・ユナイテッドと対戦。開始1分30秒でプレミア初先発の19歳MFが悪質ファウルで一発退場し、終盤には正CBも一発レッド。終わってみれば0―9の歴史的大敗を喫した。南野は選手登録が間に合わず、マンU戦はベンチ外。結果的に難を逃れた。
「プレーしていたら<英プレミア史上3試合目となる0―9惨敗試合が新天地デビューだった>と言われ続けるハメになっていた。南野は<ツキを持っている男>ということになりますね」(サッカー関係者)
サウサンプトンは日本時間7日、ニューカッスルと対戦する。スタメン予想の南野はどんなプレーで新天地の勝利に貢献し、0―9の悪夢を振り払ってくれるのか?
「南野は攻撃的ポジションだったら1トップ、2トップ、トップ下、左右両サイドとオールマイティーにこなせる。どんな局面であってもハイプレスをかけ続け、ボールを奪ったら1タッチ、2タッチでテンポ良くボールを回し、スピーディーにシュートに持ち込んでいくための中心的役割を果たす。これを南野は求められている。出し惜しみせずに<自分らしさ>を存分に発揮してほしい」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)
期待したい――。