“出番消滅”南野のサウサンプトン電撃レンタル移籍は大正解
冬の移籍期間最終日の2月1日、英プレミアリーグ・リバプール所属の日本代表MF南野拓実(26)が、今季終了までのレンタルで、同リーグ12位のサウサンプトンに加入することが発表された。
昨季プレミアを制した王者リバプールでポジションを失い、どうしても<都落ち感>が付きまとうが、それでも英プレミアの中堅チームから即戦力として引き抜かれたこと自体、そんなに悲観する必要はないだろう。
エースはチーム最多7得点のFWイングス。4得点のFWアダムス、4得点のMFプラウズ以外のMFレドモンド、FWロング、MFジェネポら攻撃系選手との定位置争いが予想されるが、攻撃的な右サイドとしてレギュラーを張っていたFWウォルコットが1月30日のアストンビラ戦で負傷退場。現地では「即戦力のミナミノがウォルコットの代役を務める」と報じられている。
「ハーゼンヒュットル監督は、南野がプレーしていたオーストリア1部ザルツブルクと同じグループであるドイツ1部ライプツィヒで采配を振って結果を残し、それから2018年にサウサンプトンに移った。南野は、指揮官の戦術<ボールを失った瞬間にハイプレスをかける><奪ってから短時間でシュートに持ち込む>をザルツブルク時代から習得している分、サウサンプトンに馴染むのも早いでしょう」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)
サウサンプトン移籍は大正解かもしれない。