メッシ“終わった感”はっきり 存在感なくバルサはPSGに完敗
欧州CLラウンド16の第1レグで地元にフランスの強豪パリSGを迎え撃ったスペインの名門バルセロナ(日本時間17日午前5時開始)。1―4で叩きのめされ、エースFWメッシの<終わった感>がハンパなかった。
前半27分、PKをメッシが決めてバルサが先制したが、ここからはパリSGのエースFWエムバペの独壇場となった。同32分、後半20分にゴールを決め、1―3で迎えた後半40分には高速カウンターから右足コントロールショットをゴール右隅に突き刺し、ハットトリックの偉業を達成した。
バルサは「メッシがチームメートから嫌われている!?」と思わせるシーンの連続だった。メッシにパスを出そうとしたMFデ・ヨングが、立ち止まって<相手DFのマークを外そうとしない>ことに呆れるポーズを取ったり、右サイドを攻め入ったFWデンベレが、相手ゴール正面でフリーのメッシをチラ見しながらシュートを放ったり、これまで圧倒的だったメッシの存在感は、完全に消え失せてしまった。
今季終了後にバルサ退団必至といわれ、有力移籍先にパリSGの名前が挙がっているが、落ち目のメッシを欲しがるクラブはあるのだろうか。
ライプツィヒ(ドイツ)VSリバプール(イングランド)は、敵地に乗り込んだリバプールがサラーとマネの強力FWのゴールで2―0と先勝した。