<C大阪編>香川や南野の系譜に連なるFW中島元彦に今季注目
攻撃陣もFW柿谷曜一朗とFWブルーノ・メンデスが移籍。代わって加入した豪州代表のFWタガートの入国も遅れている。得点源としては、FW豊川雄太と清武にかかっている部分が大きい。
15年ぶりに復帰したFW大久保嘉人も注目の的だ。一時はシーズン中の引退説も流れたが、「辞めないよ。まだサッカーが面白いし。あと15点でJ1通算200点だからね」と偉業達成に意欲を示す。スーパーサブが有力だが、大ベテランの完全復活が待たれる。
年長者に負けじと燃えているのが、レンタル先の新潟から戻った21歳のFW中島元彦である。「モトは今、一番イキイキした若手」と清武も太鼓判を押している新進気鋭のアタッカーだ。
かつてクルピ監督の下では若き日の香川真司、南野拓実らがブレーク。その系譜に連なる存在の中島は「自分もチャンスを生かしたい」と意欲満々だ。
6月には新本拠地・ヨドコウ桜スタジアムもオープン予定。コロナ禍の経営的苦境から脱するためにも、クルピ新体制で好結果を残すこと。そこからすべては始まる。 =つづく