大谷OP戦最終登板は7失点KO…マメができやすい体質の波紋
エンゼルス・大谷翔平(26)が開幕を前に不安を露呈した。
日本時間30日のドジャースとのオープン戦に「2番・投手」で出場したが、制球がままならず2回3分の1を3本塁打含む4安打5四球、7失点の大乱調。前回登板時(パドレス戦)にできた中指のマメが悪化したため、予定の4イニングを消化できずに早々と降板した。
開幕が目前に迫る中でのアクシデントにも大谷は「(皮が)むけてくれたので、ここから1週間しっかり投げて、(皮を)強くできればいいんじゃないか」と軽症を強調。同4月5日のホワイトソックス戦での今季初登板に向けては「大丈夫かなと思います。開幕戦でむけるよりは良かった」と前向きに話したが、不安は尽きない。
大谷は日本ハム時代からマメに悩まされてきた。投打の二刀流をこなした渡米1年目の2018年にもマメが原因で降板し、メジャー初黒星を喫した。父親の徹さんはかつて日刊ゲンダイの取材に「(一関)シニアのときは指先のマメが多かったような気がします。人さし指と中指によくマメをつくっていました」と話しており、大谷にとって指の皮がむけるのは体質のようなのだ。