モンゴル戦3得点のFW大迫勇也 W杯で16強超えは実現するか
大迫勇也(FW/ブレーメン・30歳)
「(点差が開いても)点が取りたいので。1人じゃ決められないので、その積み重ねで3点取れたと思ってます」
大量14得点を叩き出した3月30日の2022年カタールW杯2次予選・モンゴル戦(千葉)。絶対的FW大迫勇也(ブレーメン)は代表初のハットトリックを達成。エースの貫禄を見せつけた。
今季ドイツでわずか6試合先発・無得点の苦境に陥り、パフォーマンスが不安視されていたが「ハンパない男」の健在ぶりが示された形だ。
「チームではインサイドハーフとかで使われているので単純にポジションが違う。1トップは長年やってきたし、慣れている分、引き出しも経験も多い。あまり考えずにプレーできるんですごくやりやすいです」
3月の日韓戦(25日=横浜)、モンゴル戦に向けて代表に合流した際、口数の少ない大迫にしては珍しく、実に晴れ晴れとした表情を浮かべながら饒舌だった。
森保日本への参戦は昨年10月のカメルーン戦(ユトレヒト)以来。その後は、ブレーメン州のコロナ規制によって代表合流が認められなかった。