著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

モンゴル戦3得点のFW大迫勇也 W杯で16強超えは実現するか

公開日: 更新日:

大迫勇也(FW/ブレーメン・30歳)

「(点差が開いても)点が取りたいので。1人じゃ決められないので、その積み重ねで3点取れたと思ってます」

 大量14得点を叩き出した3月30日の2022年カタールW杯2次予選・モンゴル戦(千葉)。絶対的FW大迫勇也(ブレーメン)は代表初のハットトリックを達成。エースの貫禄を見せつけた。

 今季ドイツでわずか6試合先発・無得点の苦境に陥り、パフォーマンスが不安視されていたが「ハンパない男」の健在ぶりが示された形だ。

「チームではインサイドハーフとかで使われているので単純にポジションが違う。1トップは長年やってきたし、慣れている分、引き出しも経験も多い。あまり考えずにプレーできるんですごくやりやすいです」

 3月の日韓戦(25日=横浜)、モンゴル戦に向けて代表に合流した際、口数の少ない大迫にしては珍しく、実に晴れ晴れとした表情を浮かべながら饒舌だった。

 森保日本への参戦は昨年10月のカメルーン戦(ユトレヒト)以来。その後は、ブレーメン州のコロナ規制によって代表合流が認められなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…