阪神・藤浪「制球難」再発で自滅!DeNA相手に7四死球4失点
病気の再発だ。
3年ぶりにローテ入りした藤浪晋太郎(27)。今季はプロ9年目にして初の開幕投手に指名され、この日まで4試合に登板し2勝負けなし、防御率1・90。復活を信じたファンは少なくない。しかし、23日のDeNA戦は4回降板で今季初黒星。打たれたヒットは三回の2本のみも、この回に3連続四球の押し出しなどで、7四死球4失点の自滅だった。
前回登板のヤクルト戦は自ら決勝2ランを放ち、甲子園では1450日ぶりの白星でファンを沸かせた一方で、山田、塩見にぶつけて6回途中、3四球、2死球とスッキリしなかった。
160キロ近い球威があっての荒れ球は打者にとっては恐怖。頭に当てられたら選手生命が危うい。藤浪にとってはそれが最大の武器ともいえるが、制球難は投手にとって致命傷にもなる。この難病、簡単には完治しそうにない。