J3最年長得点記録!FC今治MF橋本英郎「山あり谷あり」人生
「あの時は愛媛新聞で号外が出たり、テレビにも出たりして、すごい盛り上がりだったので。今回はアウェーでサポーターも少なくて知人、友人からメッセージが来たくらいです。それでも2016年のセレッソ大阪U-23から5年もJでの得点から遠ざかっていたんで、嬉しかったですよ」と41歳の大ベテランは言う。
J全体の最年長得点記録は2017年3月12日にJ2・群馬相手に決めたカズの50歳14日。2位が橋本で、3位が1994年6月15日の磐田戦で挙げたジーコ(鹿島TD)の41歳3カ月2日だ。その下に41歳4カ月3日の中村俊輔(横浜FC)、40歳10カ月1日の遠藤がいて、先月41歳になった玉田圭司(長崎)も40歳8カ月9日と続く。
中村と玉田は、いずれも現役。橋本としてもウカウカしてはいられない。
「俊さんはJ1、ヤットとタマはJ2にいますからね。今の僕は彼らと同じ土俵ではないし、現段階でFC今治も順位的にちょっと厳しいですけど、何とかJ2に上がりたいと思ってます」と意欲を新たにした。
自分をFC今治に引っ張ってくれた日本代表時代の恩師であり、大阪・天王寺高校の先輩に当たる岡田武史・FC今治代表取締役会長に報いるためにも、ここからグッとギアを上げるつもりだ。